Skebが楽しかった話

Skebをやってみた!楽しかった!ので、記録まとめ記事です。

Skebをはじめた理由

TwitterのフォロイーがSkebをずっとやってて、その様子を見て「楽しそうだな~」と思ったのではじめてみました。海外の人が「こんなの描いてほしい」って文面を送ってきて、それを描くという交流が楽しそうだった!

でも0円の設定ができず、絶対お金をもらう(多分500円~)ことになる仕様に躊躇して、アカウントを作ったもののしばらく放置していました。

ある日、手数料無料&1000円分ポイントバックキャンペーンが始まって、「乗るしかない!このビッグウェーブに!!」となってキャンペーン期間(2/2~2/14)でやってみることにしました。

登録時にドキドキしたこと

Twitter連携が必要なんだけど、そのアカウントが新しすぎたりすると全然審査が完了しないとかいう噂を見た。なので、いつも絵置き場にしてるアカウントを連携しました。(最初はSkeb用に別アカウントで運用しようかなと思ってたんだけど。)で、その日のうちに審査が終わって無事に連携されて拍子抜けだった!JCBの本人確認は何日かかかったような気がする。

作風によってアカウントを使い分けてる人もいるみたいだったから、多少Twitterを整備しておく以外はもしかすると運なのかもしれない。整備っていうのは、ちゃんと絵を描いてる本人のアカウントだとわかるようにしといた方がいいらしい。

アピールをめちゃ使った

Skebのアカウントを作りたてだと、流入がTwitterからしか見込めないので、普段有償依頼の文化がないところにいると依頼はこないだろなと思った。なのでSkebの「アピール」という機能を使いました。Skeb内で「描きたいから依頼してください!」とメッセージを送れる機能。

SkebにはVtuberさんや、Skeb依頼用のオリジナルキャラを持ってる人がたくさんいたので、そこをめがけて送ってました。わたしは元々海外の人と交流したくて始めたので、そこも重視しつつ。

アピール先の探し方の一例

  1. 自分の絵と似た感じの絵(画力・画風)をクリック
    リクエスト文が日本語以外→クライアントに飛ぶ(2へ)
    リクエスト文が日本語→クリエーターに飛ぶ(3へ)
  2. クライアントのページ
    描きたいキャラがいる+アピール受付中→アピールを送る!
    それ以外→1へ
  3. クリエイターのページ
    アピールから+日本語以外の依頼がある→クライアントに飛ぶ(2へ)
    それ以外→描きたいキャラデザ+日本語以外のクライアントに飛ぶ(2へ)

「appeal」で検索するとか、リクエストマスターやファーストリクエスターのランキングから送るとか色々方法はあるみたいだけど、わたしは描ければ何でもいいというわけではない超絶ワガママ体質なので、とにかく「描いてみたいキャラデザ」っていうのを優先して探してました。

アピール文の一例

これを考えるのがめっちゃ楽しかったな~!

クライアントの「送信したリクエスト」の作品ページを色々見たり、Twitterを覗きに行ったりして考えた。
「送信したリクエスト」はアピールをたくさん受けてる人だと、アピールじゃないリクエストとか、最初の方のリクエストにけっこう色んな情報が載ってたりした。最近の作品ページのリクエスト文にある参考画像はもちろん要チェックや。

  • はじめまして
  • このキャラ・アバターが素敵だったのでアピールを送りました
  • デザイン・設定のここがめちゃめちゃいいと思う
  • わたしもこの子が描きたい(orわたしならこういう感じの絵を描いてみたい)
  • もしわたしの絵が気に入ったらリクエストをください

こんな感じで文面を作って送ってた。あんまりややこしいことを書くと翻訳がうまくいかない可能性があるから、わりと簡潔めに書いてた。

翻訳してくれるのは本当にめっちゃ助かるんだけど、ちょくちょく謎な感じに翻訳された。リクエスト文を読むときは結局DeepLとかGoogle翻訳に頼ることもあった。

送った件数と、かかった時間

期間中ほとんどの日は送ってたかな?1日5件送ってて、全部で50件送りました。

最初の頃は5件送るのに1時間半かかってたけど、最終日は30分でできた。描きたいキャラを探し出せるかどうかにかかってた。
でも連投制限みたいなのがあるんですよ。多分1回送ったら次は3分くらい経たないと送れない。ので、文面を統一して手あたり次第に送ろうと思ってもそれなりに時間はかかりそう。

描かせてもらった絵

1リクエストあたり1枚描きました。差分とかおまけとか描く人も多いみたいだけど、わたしはしてないです。寄稿が頑張り度10としたら、Skebは7くらい、お題箱とかのリクエストや落書きが3~5くらいって感じ。

Skebで描いた絵はこのサイトに載せる予定は今のところないです。PSDで納品するから、それをjpgに保存し直すのが面倒で……。気が向いたらやろうと思います。

NSFW

NSFWっていうのは「職場で見るには危ないよ」みたいな意味らしい。肌色が多いのとか血が出てるやつとかかな?これを表示・非表示、受け付ける・受け付けないを設定できるんだけど、わたしは非表示で受け付けないように設定しています。

でも納品時に自動判定があって、1回NSFWって判定されたのがあった!その判定を覆すのは不可能ですみたいなことが書いてあってショックを受けたんだけど、2日後くらいには判定が解除されてました。どういう仕組みなのかわからない。

非表示にしてるから自分のページでも納品したのが見えなくて、なかったことにされたみたいでちょっと悲しかった……ので解除されてよかったです。

送った件数と、かかった時間

アピールの返信がだいたい当日~翌日で返ってきてて、それが6件。
数日以上経ってから返信があったのが、今のところ3件。
アピールからの依頼でリピートしてくれたのが、2件。
アピール関係なく普通にリクエストしてくれたのが、1件。
2/27現在で、全部で12件。

ちなみに金額はキャンペーンが適用される3000円にしてたよ。(今は9000円に設定してる)(リクエストの中央値らしい)
ひとりだけ価格を上げてリクエストしてくれた方がいて「石油王ってやつか……」となりました。

描くのにかかった時間は1枚あたり、最大6時間半、最小3時間ちょい、中央値は4時間半。
これはもう本当に単純な問題で、装飾が多いと時間がかかる。ただそれだけ。

ちなみにだけど最新の寄稿カラー絵は30時間くらい、落書きは30分~2時間くらいの人間です。自分の同人誌の表紙も多分10時間かからないくらいかな?今ちょっと手元にデータがないのであやふや。

Skebの楽しかったところ

第3位:喜んでもらえるのが楽しい!

ブーストっていう機能があるんですよ……。納品したあとに、クライアントが追加で投げ銭+メッセージを送れる機能。ていうか多分逆にブーストしないとありがとうを伝える手段がないんだと思うんだけど、この機能を使ってメッセージをもらえると本当に嬉しい!

ブーストしてもらえたらサムネに黄色い枠がつくんだけど、これを見ると嬉しくなる。金額は100円~1000円の範囲で色々だった。わたしも自分が依頼するときは積極的にブーストしようと思う!

でもリクエストよりブーストの方が手数料が高いから、リクエストで出せるだけ出して、よっぽどだったらブーストするか、メッセージ代みたいな感じで少額するのがいいかなあと思ったよ。

ブーストの枠がつくのが本当に嬉しかった。多分ゲームでもらえる称号みたいな感じだと思う。Skebが楽しくなる。(もちろん依頼してもらえるだけで嬉しいと思ってるよ!)

第2位:キャラの好きなところを伝えられるのが楽しい!

これはアピールのところでも書いたけど、「このキャラ描きたい!」と思った部分を言語化するのがめちゃめちゃ楽しい。

キャラデザを見た時点で「あ、ここが好きやな」「この部分を描きたいな」となったり、参考画像を見てみてから「え!これがいいやん!」となったり、他の人へのリクエスト文を見て「そんな設定あるんかーい!!」となったり。

「ここがいい」「ここが好き」を言うのはめちゃ好きやん、オタクなので。二次創作から離れ気味なので、これめちゃめちゃ楽しいわということを思い出しました。

第1位:はじめてのキャラを描くのが楽しい!

これは本当に普段なさすぎて予想もできてなかった現象なんだけど、はじめてのキャラを描くのは楽しいよ!!!!!

「ここがこうなって~こうなって~」とか「あ、ここ描くの忘れてた」とか「ここをこうしたら似るかな?」とか「ここは何色やっけ?」とか、ほんまにもうめちゃくちゃに楽しかった。しかも好きなデザインのキャラなので……とんでもない……。こんな風にお絵描きが楽しいと思ったのは久しぶりだった。

必要な資料も用意されてるから調べるのに時間をかけなくていいし、だいたい「好きに描いてください」みたいな感じで他の人が自由に描いてるのも見れるから、自分もわからないところは自由に描けるし、絵を描く以外のストレスがない。

番外:絵を描く以外のストレスがない

これはSkebがそういうサービスだと公式のそこかしこに書いてあるので、わざわざ書かなくていいかなと思ったんだけど、一応書きます。クライアントとのやりとりが1回限りで、クリエーターが出したものに文句が言えないシステムで、これ本当にストレスがない。(クライアントにはあるだろうが)

めっちゃ楽。この土台がなければ、上で描いた「楽しい」は保証されないだろうと思います。

まとめ

フォロイーがSkebを通じて海外の人と交流してるのが羨ましくて自分もやってみたら、ものすごく楽しかった。

主にアピールという機能を使って「このキャラを描かせてくれ!」と送って、「いいよ」と言ってくれた人のキャラを描きました。1か月で12枚描きました。

はじめてのキャラを描くこと、キャラの好きなところを伝えられること、喜んでもらえることなどが楽しかったです!

おわり!

追記

↓クライアントとしての思い出(?)も書いたよ~~