AI使用箇所の説明(漫画)

この記事は、SNSにAIを使用した漫画をのせるときに、使用箇所の説明のためにリンクしているページです。説明に使われている画像だけではなく、別の画像で同じ使用方法の場合にもこのページにリンクする予定です。

1)「AIを使った」って明記しないのは見てくれてる人に誠意がない気がする。
使用ツールなんていちいち書かないけど、AIは賛否が分かれてるのをわかってるから。

2)かと言って「AIを使った」だけだと、自力では描いてないと思う人がいそうなので癪。

というわけで、使った部分を説明します。

ビフォーアフター

ビフォー

アフター(ろくに変わってない)

AIを使った理由

ビフォーは夏インテで配布したペーパー漫画です。

雑なので清書したかった。AIに通したら清書しなくても済むかもと思いました。

手順

1)自分の絵を学習させる

学習用の素材を約100枚用意してAIに自分の絵を学習させました。

用意した素材は、前に描いた漫画をコマ単位で切り抜いて一定のサイズ・アスペクト比で保存したもの。

学習にはgithubで公開されているオープンソースのコードを使いました。

2)ビフォーの漫画を1コマずつAIにかける

トーンやフキダシを非表示にし、1コマずつスクショしてAIで変換。元のコマに貼り付けました。

フキダシの下を描いてなかったところは、描き足してからAIで変換しました。(足りないとおかしくなる)

ビフォー

自分の絵を学習させたAIで変換(学習させないともっとAIっぽい(?)絵になる)

3)加筆修正

AI絵を二値化。二値化のしきい値が低いのと高いのの2種類作って自力で合成しました。

低めだと消えてしまうところを、高めので補う感じ。(高めのだけだと線が太くなりすぎる)

しきい値・低め

しきい値・高め

自力合成

自力合成したものに、加筆修正しました。

自力合成(上のと同じ)

加筆修正したもの

もともと貼ってたトーンを表示して、ズレたりした部分を修正。

完成。

感想

手で描いたほうがいい。(手描きの倍の時間がかかってる)